なってからの運動は改善効果ナシ! 認知症予防には”今すぐ運動”

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脳機能が低下によってに生活に支障が出てしまう『認知症』。
「痴呆症」や「アルツハイマー病」、「ボケ」などと呼ばれる症状も含めて加齢により発症リスクが高くなることから、今後日本で発症する人は間違いなく増えるんでしょうね。

ご家族に発症された人がいたり、「自分もそのうちなるかも…」なんて心配する人も多いと思います。

運動で認知症は改善しない

記事内_運動ではダメ1
そんな認知症の対策についてはよく研究されていて、「運動が効果的」ということはよく知られています。
そんな中、この度「認知症になってしまったら運動しても改善しませんよ」というショッキングな研究結果が発表され「おいおい」と思った次第です。

参考 認知症を遅らせる運動に「効果なし」=英オックスフォード大学BBC

以下、記事より研究者の言葉を引用。

運動は良いものですが、病状が進行してからはじめたのでは限られた成果しか得られないというメッセージは変わりません。
 
中略
 
運動はなお、健康な高齢者にとっては最も効果的な認知症リスクを低める方法と考えられている。

発症してしまってから運動しても遅いなんて、管理人はこの記事を見て結構びっくりしました。
認知症の人が、施設でセッセと運動しているイメージがありましたから、運動でマシになるもんだと思い込んでおりました。

運動で予防はできるから今スグはじめましょう

記事内_来年から
他に有効な治療法があればいいんですが、なかなか難しいようで、とにかく発症しないことが肝になります。

記事によると、認知症を発症する人は症状が現れる何年も前から脳細胞の変異がはじまっているとのことなので、対策をするなら早いほうがイイってことですよね、コレ。
脳の状態なんて、症状が出ないかぎり調べてみようとも思いませんから。

これまでの認識通り、「運動が最も効果的な認知症リスクを低める方法」と研究者は言っていて、つまり「運動で認知症予防はできそう」とのことなので、これは今すぐ運動習慣つくらないといけませんね。
年とって仕事辞めて「時間たっぷりあるから運動はじめましたー」では、すでに脳ではコトが進んでいて手遅れかもしれまんせんし。

面白くてオススメな認知症予防運動

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さて、「今スグ運動」とはいえ認知症予防にイイ運動って何かということですが、認知症予防の運動として有名な『コグニサイズ』という運動プログラムがあります。

コグニサイズとは

コグニサイズとは国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みの総称を表した造語です。英語のcognition (認知) とexercise (運動) を組み合わせてcognicise(コグニサイズ)と言います。

コグニサイズの目的は、運動で体の健康を促すと同時に、脳の活動を活発にする機会を増やし、認知症の発症を遅延させることです。
引用:認知症予防運動プログラム「コグニサイズ」 ー 国立長寿医療研究センター

名前が少しわかりにくいですが、要は「体と頭を同時に使う運動」ですね。
脳と体を活発に働かせることで認知症予防に効果的、ということです。

どんな運動

1. 運動は全身を使った中強度程度の負荷(軽く息がはずむ程度)がかかるものであり、脈拍数が上昇する(身体負荷のかかる運動)
2. 運動と同時に実施する認知課題によって、運動の方法や認知課題自体をたまに間違えてしまう程度の負荷がかかっている(難易度の高い認知課題)
引用:認知症予防運動プログラム「コグニサイズ」 ー 国立長寿医療研究センター

公式な説明では上の通りですが、ザックリ言うと「ほどよく疲れる運動しながら、よく考えないとできない問題に取り組む」というものです。

問題は算数の計算やしりとり、じゃんけんがよく使われます。
運動ナシでは簡単にできる問題が、運動を入れると間違えてしまって、家族や仲間内でやると結構楽しいですよ。
認知症予防ですが、シニアだけでなく子供と遊ぶにも楽しい運動です。

運動例を見る

読売新聞社が運営する医療、健康、介護情報の総合サイト『yomiDr.(ヨミドクター)』に、コグニサイズのプログラム39種目が紹介されています。
大量にあるので毎日種目を変えても1ヶ月もちますね。

参考 頭すこやか体操(コグニサイズ)動画yomiDr.(ヨミドクター)

一つ一つ丁寧に解説されていて、簡単。
そしてやってみると、やっぱり面白い。
一人でやるよりは、友達や子ども、お孫さんと一緒に「あ〜間違えた〜!!」なんてコミュニケーションをとりながら運動すると楽しいですよ。

物足りなかったらコチラもオススメ

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コグニサイズは楽しいんですが、運動量としては控えめです。
物足りないという方は、当サイトの運動動画をお試しくださいませ。

YouTube見ながらする運動動画を探す

『タダスル』では、YouTubeにあるエクササイズ動画をたくさん紹介していて、どれも見てマネするだけでできる内容です。
見た通りに体を動かすことも、頭と体をガッツリ使うので認知症予防になりますし、コグニサイズよりも幅広い体力・筋力レベルに合わせた運動を選べますので、まだまだ若い人に活用していたきたいと思っております。

まとめ

認知症を発症すると人生を楽しむことが困難になります。
今のうちからしっかり動いて頭使って、いつまでも好きなことができる自分づくりをしていきましょう。